丹羽 桃渓(にわ とうけい、宝暦10年〈1760年〉 - 文政5年10月15日〈1822年11月28日〉)とは、江戸時代中期から後期にかけての大坂の浮世絵師。 [来歴] 蔀関月の門人。 名は元国。 通称は大黒屋喜兵衛。 字は伯照。 靖中庵、桃渓、桃渓山人と号す。 鉄格子波丸の門人で狂歌もよくし、狂歌名を遅道といった。 大坂の人で、島の内木挽町北之町に住んでいた。 蔀関月に絵を学び、天明(1781年-1789年)末期から文政(1818年-1830年)にかけて風景画や花鳥画をよくし、絵本や狂歌本、読本、滑稽本、名所図会、絵手本、節用集、重宝記などの挿絵を多く描いた。 主要な作品として天明6年(1...
「Wikipedia」より