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小野 岑守(778-830)
小野 岑守(おの の みねもり)は、平安時代初期の公卿・文人。征夷副将軍・小野永見の三男。官位は従四位上・参議。 経歴 桓武朝末に権少外記・少外記を務め、延暦25年(806年)平城天皇が即位して賀美能親王が春宮に立つと、岑守は春宮少進に転じた。大同4年(809年)賀美能親王の即位(嵯峨天皇)に伴う叙位にて従七位上から一挙に七階昇進して従五位下に叙爵し、右少弁に任ぜられる。 大同5年(810年)に発生した薬子の変に際しては、固関のために御長広岳と共に近江国へ派遣されると共に、近江介を兼ねた。のち、内蔵頭・左馬頭を歴任し、弘仁4年(813年)従五位上に叙せられる。弘仁6年(815年)陸奥守...
この人物の情報
schema:alternateName | オノ ミネモリ |
schema:name | 小野 岑守; 小野岑守 |
schema:abstract | 小野 岑守(おの の みねもり)は、平安時代初期の公卿・文人。征夷副将軍・小野永見の三男。官位は従四位上・参議。 経歴 桓武朝末に権少外記・少外記を務め、延暦25年(806年)平城天皇が即位して賀美能親王が春宮に立つと、岑守は春宮少進に転じた。大同4年(809年)賀美能親王の即位(嵯峨天皇)に伴う叙位にて従七位上から一挙に七階昇進して従五位下に叙爵し、右少弁に任ぜられる。 大同5年(810年)に発生した薬子の変に際しては、固関のために御長広岳と共に近江国へ派遣されると共に、近江介を兼ねた。のち、内蔵頭・左馬頭を歴任し、弘仁4年(813年)従五位上に叙せられる。弘仁6年(815年)陸奥守... |
schema:birthDate | 778 |
schema:deathDate | 830 |
schema:description | 貴族 |