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三善 為康(1049-1139)
三善 為康(みよし の ためやす)は、平安時代後期の貴族・算道家。主税権助・三善為長の養子。官位は正五位下・諸陵頭。『朝野群載』や『二中歴』の元となった『懐中歴』『掌中歴』など多くの著作を著した。 経歴 越中国射水郡の豪族射水氏の出身。治暦3年(1067年)に上洛して、三善為長の下で算道を学ぶ。後に為長の養子となり、三善氏を継ぐ。延喜5年(905年)の宣旨によって、外記・史・諸道博士・主計主税助・左右近衛将監以外の者が改姓することが認められなくなり、地方出身者が中央官人になり得る氏姓を手に入れるにはこれらの官職を目指す必要があった。一方、外記・史・諸道博士などを世職とする家側でも後継ぎ...
この人物の情報
schema:alternateName | ミヨシ タメヤス |
schema:name | 三善 為康; 三善為康; 射水 |
schema:abstract | 三善 為康(みよし の ためやす)は、平安時代後期の貴族・算道家。主税権助・三善為長の養子。官位は正五位下・諸陵頭。『朝野群載』や『二中歴』の元となった『懐中歴』『掌中歴』など多くの著作を著した。 経歴 越中国射水郡の豪族射水氏の出身。治暦3年(1067年)に上洛して、三善為長の下で算道を学ぶ。後に為長の養子となり、三善氏を継ぐ。延喜5年(905年)の宣旨によって、外記・史・諸道博士・主計主税助・左右近衛将監以外の者が改姓することが認められなくなり、地方出身者が中央官人になり得る氏姓を手に入れるにはこれらの官職を目指す必要があった。一方、外記・史・諸道博士などを世職とする家側でも後継ぎ... |
schema:birthDate | 1049 |
schema:deathDate | 1139 |
schema:description | 貴族 |