高田 正(たかだ ただし、1899年3月26日 - 1947年1月6日)は、日本の裁判官。 ゾルゲ事件で裁判長を務めた。 [来歴] 北海道出身。 札幌一中、一高を経て、1925年東京帝国大学法学部卒。 同年司法官試補となり、以後東京地方裁判所判事・検事、司法省刑事局第4課長・第3課長などを歴任。 42年東京刑事地方裁判所部長判事として、ゾルゲ事件の主犯とされた尾崎秀実の裁判(同裁判所第9部)の裁判長となる。 奇しくも尾崎とは一高・東京帝大を通じて同級生・友人の間柄であったが、高田が尾崎に対して下した判決は死刑であった。 高田は判決の後、次のように付け加えたという。 「現在の尾崎秀実の立場も心...
「Wikipedia」より