吉田 邦彦(よしだ くにひこ、1958年7月25日 - )は、日本の法学者。 専門は民法。 博士(法学)(東京大学)。 北海道大学大学院法学研究科教授。 [人物・恩師] 民法学、もともとは債権総論ないし不法行為が専門だが、法理論研究に関心を持ち、とくに日米比較を通じて、批判法学の見地から、民法全般の諸種の領域の研究を行う。 恩師は、星野英一でその利益考量論の影響力は大きいが、他方で、平井宜雄との学問的繋がりも強い。 [学説] もともとは、債権総論、とくに(第三者の)債権侵害領域から研究を始め、(契約の対第三者保護)という観点が欠落していたことを初めて指摘し、二重譲渡、引き抜き、不正競争など...
「Wikipedia」より