井上 一夫(いのうえ かずお、1923年4月18日 - 2003年5月12日)は、翻訳家。 東京出身。 慶應義塾大学文学部卒業。 戦後『雄鶏通信』で延原謙のもとで編集部員として勤める。 エド・マクベインの警察小説「87分署」シリーズや、イアン・フレミングのスパイ小説「007」シリーズ、『アンジェリク』、SFなど多数の作品を翻訳した。 『キングの身代金』は黒澤明監督映画『天国と地獄』の原作となった。 [翻訳] 黒薔薇 T.B.コスティン 雲井書店 1952 ジェニーの肖像 ロバート・ネーサン 早川書房 1954 のち文庫 毒 ドロシイ・セイヤース 早川書房 1955(世界探偵小説全集) 血まみ...
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