網野 菊(あみの きく、1900年1月16日 - 1978年5月15日)は明治から昭和にかけての女流作家。 東京都生まれ。 日本芸術院会員。 日本女子大学英文科を卒業したのち、母校で教師を務める。 1922年から二年あまり早稲田大学露文科の聴講生となる。 湯浅芳子と交流し、関東大震災後志賀直哉を奈良に訪れ生涯の師とし、1926年から二年間奈良に住んだ。 1930年結婚して満洲奉天に渡り文筆から遠ざかるが、38年離婚し、1940年に『汽車の中で』で復活。 私小説、随筆風の作品が多い。 ロシアの児童文学、民話などの翻訳もある。 1962年「さくらの花」で芸術選奨文部大臣賞および女流文学賞。 196...
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