藤沢 令夫(ふじさわ のりお、1925年6月14日 - 2004年2月28日)は、日本の哲学者、西洋古典学者。 専攻はギリシア哲学。 京都大学名誉教授。 [来歴・人物] 長野県松本市出身。 旧制松本中学(現長野県松本深志高等学校)の上級生だった頃に、西洋絵画集を買いラファエロの大作『アテナイの学堂』プラトンとアリストテレスの部分を、切り取り部屋に飾った。 北村透谷『ホメロス在りし時、プラトン在りし時、彼の北斗は今と同じき光芒を放てり』という美文とあいまって、第三高等学校 (旧制)の受験勉強の気休めにしていたのが、哲学への憧憬のはじまりだったと回想している。 (著書『プラトンの哲学』あとがきよ...
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