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厳 復(1854-1921)
厳 復(げん ふく/げん ぷく)は、清末民初に活躍した啓蒙思想家・翻訳家。字は又陵(ゆうりょう)、のち幾道(きどう)。号は観我生室主人、愈壄(ゆや)老人など。 生涯 代々医者を家業とする一族に生まれ、幼少より科挙合格のための教育を受けた。しかし父の病死の後に家が没落したため、科挙受験を断念し左宗棠や沈葆楨が創設した福州船政学堂に学んだ。この学校は海軍の人材育成のために設けられたもので、当時推進されていた洋務運動の成果の一つであった。伝統的な教育を離れ、この西洋教育(英語・数学・物理学等)を受けたことが厳復の将来を決定付けることになる。 1877年には最初の留学生の一人として渡英し、187...
この人物の情報
schema:alternateName | ゲン フク |
schema:name | 厳 復; 厳復; Yan, Fu; Yen, Fu; 嚴, 復; 严, 复; yan, fu |
schema:abstract | 厳 復(げん ふく/げん ぷく)は、清末民初に活躍した啓蒙思想家・翻訳家。字は又陵(ゆうりょう)、のち幾道(きどう)。号は観我生室主人、愈壄(ゆや)老人など。 生涯 代々医者を家業とする一族に生まれ、幼少より科挙合格のための教育を受けた。しかし父の病死の後に家が没落したため、科挙受験を断念し左宗棠や沈葆楨が創設した福州船政学堂に学んだ。この学校は海軍の人材育成のために設けられたもので、当時推進されていた洋務運動の成果の一つであった。伝統的な教育を離れ、この西洋教育(英語・数学・物理学等)を受けたことが厳復の将来を決定付けることになる。 1877年には最初の留学生の一人として渡英し、187... |
schema:birthDate | 1854 |
schema:deathDate | 1921 |
schema:description | 教員 |