東京生まれ。小説家、翻訳家。東京外国語学校露語科中退。明治20年(1887)坪内逍遥のすすめで、近代小説の先駆とされる言文一致体の『浮雲』を発表。さらにツルゲーネフの『あひびき』『めぐりあひ』(1888)を翻訳した。32年(1899)に東京外国語学校教授となったが35年(1902)辞職、大陸に渡る。37年(1904)に大阪朝日新聞社に入社、39年(1906)に『其面影』、40年(1907)に『平凡』を東京朝日新聞に連載。41年(1908)特派員としてペテルブルグに派遣されるが、肺結核となり帰国途上死去した。
「近代日本人の肖像」より
Wikipedia「二葉亭四迷」
「青空文庫」より
二葉亭 四迷(ふたばてい しめい、1864年4月4日(元治元年2月28日) - 1909年(明治42年)5月10日)は、日本の小説家、翻訳家。 本名、長谷川 辰之助(はせがわ たつのすけ)。 筆名の由来は、処女作『浮雲』に対する卑下、特に坪内逍遥の名を借りて出版したことに対して、自身を「くたばって仕舞(め)え」と罵ったことによる。 文学に理解のなかった父に言われたというのは俗説である(『予が半生の懺悔』)。 長谷川 二葉亭(はせがわ ふたばてい)とも呼ばれる。 江戸市ヶ谷生れ。 彼の自筆履歴書によると、1883年2月1日から1885年12月25日まで、当時の専修学校(現在の専修大学)で学び、卒...
「Wikipedia」より