田中素香(たなか そこう、1945年- )は日本の経済学者。 専門は国際金融論、経済統合論、ヨーロッパ経済論。 欧州危機や欧州統合の研究で知られており、ユーロ研究の権威と言われる。 2010年の欧州危機当時、世界の経済・金融学者の間でユーロ崩壊論やギリシャのユーロ離脱が盛んに囁かれていたのに対し、田中素香はユーロ崩壊や解体は欧州自身にとっても得策でないため、現実的でないと述べていた。 また、ギリシャに対しても、ドイツは懲罰主義を貫くのではなく、支援を続けることが大切であると主張した。 2014年現在でユーロは未だに崩壊しておらず、ギリシャもユーロ離脱を免れたことから、彼の考えは当たっていたと言...
「Wikipedia」より