大正3(1914)年生まれ。20歳のときハンセン病を発病。昭和9(1934)年、療養所に入院し、この頃から創作に専念する。同年、川端康成に師事。昭和11年、「いのちの初夜」を「文学界」に発表し「文学界賞」を受け多くの作品を発表するが、翌年(1937年)、腸結核で24歳の生涯を閉じた。代表作に「いのちの初夜」「癩院受胎」。(大野晋)Wikipedia「北条民雄」
「青空文庫」より
北条 民雄(ほうじょう たみお、正しい表記は「北條民雄」、1914年9月22日 - 1937年12月5日)は小説家。 ハンセン病となり隔離生活を余儀なくされながら、自身の体験に基づく名作『いのちの初夜』などを遺した。 本名:七條晃司(しちじょう こうじ)。 [経歴・人物] 日本統治時代の朝鮮の首都京城(けいじょう、現・ソウル)に生まれ、徳島県阿南市下大野町に育つ。 1933年に発病。 翌1934年、東京府北多摩郡東村山村の全生園に収容される。 早くから文学に関心を持ったが、入院後本格的に創作を開始した。 『間木老人』により川端康成に注目され、彼を師と仰いだ。 1936年、『いのちの初夜』によ...
「Wikipedia」より