陶 淵明(とう えんめい、365年(興寧3年) - 427年(元嘉3年)11月)は、中国の魏晋南北朝時代(六朝期)、東晋末から南朝宋の文学者。 字は元亮。 または名は潜、字は淵明。 死後友人からの諡にちなみ「靖節先生」、または自伝的作品「五柳先生伝」から「五柳先生」とも呼ばれる。 潯陽柴桑(現江西省九江市)の人。 郷里の田園に隠遁後、自ら農作業に従事しつつ、日常生活に即した詩文を多く残し、後世「隠逸詩人」「田園詩人」と呼ばれる。 [生涯] 彼の四言詩「子に命(なづ)く」によると、その祖は神話の皇帝、帝堯(陶唐氏)に遡るという。 祖先は、三国呉の揚武将軍・陶丹であり、陶丹の子で東晋の大司馬・長...
「Wikipedia」より