高知市生まれ。小説家、随筆家。漢学塾に学び、代用教員、高知実業新聞社の記者を経たのち上京。大町桂月、田山花袋、田岡嶺雲に師事。明治四十二年、嶺雲の『明治叛臣伝』の執筆に協力したのを機会に、やがて『中央公論』の「説苑(ぜいえん)」欄に情話物、怪談話などを掲載するようになる。作品は紀行文・随想、情話物、怪談・奇談などからなり、代表作には『田中貢太郎見聞録』『旋風時代』『日本怪談全集』『支那怪談全集』などがあげられる。Wikipedia「田中貢太郎」
「青空文庫」より
田中貢太郎(たなか こうたろう、1880年(明治13年)3月2日-1941年(昭和16年)2月1日)は日本の作家、号は桃葉。 著作は伝記物、紀行文、随想集、情話物、怪談・奇談など多岐に渡る。 [略歴] 高知県長岡郡三里村(現:高知市仁井田)に生まれる。 生家はかつて土佐藩御用達の船問屋だった。 漢学塾に学び、代用教員、高知実業新聞社の記者を経て上京し、郷里の先輩大町桂月に1903年(明治36年)から終生師事した。 他に田山花袋や田岡嶺雲に師事、その著述活動を補佐した。 同郷の幸徳秋水とも交流があった。 1909年(明治42年)に、嶺雲最晩年の作品『明治叛臣伝』の大半を代筆、秋水が大逆事件で刑...
「Wikipedia」より