ペーター・スローターダイク 著 ; 高田珠樹 訳
啓蒙は時にシニシズムを生む。そしてこのシニシズムの土壌に、ファシズムが成育する-啓蒙が結果的にファシズムを許容し、その出現のための条件を用意してしまう、そうした消息とメカニズムが、本書において様々な形で語られる。80年代前半におけるドイツの精神状況を背景にした本書だが、そこでの著者の診断や分析は、いまだに強烈なリアリティーをもっている。
「BOOKデータベース」より
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