野田正彰 著
阪神・淡路大震災、78人が亡くなった小さな住宅地。若い母親は、おじいちゃんは、娘は…思い出と明日の間を行きつ戻りつ、いかに生き抜いたか。救命救急の遅れ、政府・地方行政の狼狽、マスコミの混乱、その後の被災者への精神的負荷。巨大災害を総合的に調べたレポートは結局出なかった。やむなく著者はひとつの街に限定して、人々は何に耐え、何に希望を見出したか、行政、消防レスキュー隊、自衛隊は何をしたか、街づくりはどのように行われるべきか、繊細なまなざしで伝える。
「BOOKデータベース」より
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