エリス・ピーターズ 著 ; 大出健 訳
12世紀半ばのイングランドのシュルーズベリ修道院。5月初めの気持ちよく晴れ上がった朝だった。かつて十字軍に参加し、今は薬草園の世話をしている修道士カドフェルは、今日こそグウィセリンの遺骨の話が持ち上がるにちがいない、と思った。野心家の副修道院長が有力な聖人の遺骨を手に入れて、この大修道院の守護聖人にまつろうと、聖人の遺骨探しに奔走していたからだ…。
「BOOKデータベース」より
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