ファンシュ・ルドー [ほか]著 ; 原聖 訳
本書の意義は、カトリック文化圏に共通する民衆文化であるにもかかわらず、史料が乏しく、おそらくブルターニュのブルトン語圏でしかその全貌が知りえないような、そういう題材がとりあげられていることにある。そして本書に収録された十七世紀前半から今世紀半ばまでの多数の図絵は、その大部分がこれまで一度も公開されたことがない。まさに民衆文化の変貌の過程、文化変容の具体的様相を語ってくれる貴重な史料である。
「BOOKデータベース」より
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