近世農民と家・村・国家 : 生活史・社会史の視座から

大藤修 著

「家」とは農民にとってどのような意味をもっていたのか。近世農民のライフサイクル全体を対象に、生活史・社会史の視座から多面的に迫る。諸種の史料を駆使し学際的視野から新しい歴史学の方法を実践的に示す。

「BOOKデータベース」より

博士論文;博士論文

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

[目次]

  • 第1部 近世の国家・社会と家・氏・人生(幕藩制国家と家・社会
  • 近世農民のライフサイクルと家・村・国家
  • 近世の国家・社会と苗字・姓氏)
  • 第2部 近世農民と家・村・地域(近世における農民層の「家」意識の一般的成立と相続
  • 近世農民層の葬祭・先祖祭祀と家・親族・村落
  • 近世後期の親子間紛争と村落社会
  • 地域とコミュニケーション)

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 目次 / p1
  • 序文 / p6
  • 第一部 総論 近世の国家・社会と家・氏・人生 / p9
  • 第一章 幕藩制国家と家・社会 / p10
  • 序論 幕藩制下の家と社会 / p10
  • 第一節 武士の家と社会 / p11
  • (一)武士社会の編成原理 / p11
  • (二)武士の規範 / p14
  • (三)相続 / p16
  • (四)家の構成と秩序・規範 / p19
  • 第二節 農民の家と村社会 / p26
  • (一)幕藩制下の家と村 / p26
  • (二)同族団と家・村 / p29
  • (三)村の秩序の変化と小農民の「家」意識の成立 / p31
  • (四)親類と家・村 / p34
  • (五)家の継承と家長・主婦の役割 / p36
  • (六)幕藩制の動揺と農民の「家」意識 / p40
  • おわりに-日本の「近代」と「家」- / p47
  • 第二章 近世農民のライフサイクルと家・村・国家 / p51
  • はじめに / p51
  • 第一節 家と村における産育・教育 / p51
  • (一)子供の誕生と社会化 / p51
  • (二)若者と娘 / p57
  • 第二節 文字教育の普及と産育・教育への公権力の介入 / p61
  • (一)文字教育と村の教育慣行 / p61
  • (二)産育・教育への公権力の介入 / p64
  • 第三節 老後と死後 / p66
  • (一)大人から老人へ / p66
  • (二)老人の役割と死後 / p68
  • 第三章 近世の国家・社会と苗字・姓氏 / p77
  • はじめに / p77
  • 第一節 武士階級における苗字と古代的姓氏 / p77
  • (一)苗字の機能 / p77
  • (二)古代的姓氏と官位制度 / p78
  • (三)武家の官位 / p79
  • 第二節 庶民における苗字と古代的姓氏 / p79
  • (一)苗字公称の禁止と免許 / p79
  • (二)苗字の私称と同苗 / p80
  • (三)村落の身分階層制と苗字 / p81
  • (四)庶民上層の系譜の権威づけ / p81
  • 第三節 妻の姓の問題-夫婦別姓説をめぐって- / p82
  • (一)夫婦別姓説 / p82
  • (二)文書での女性の表示 / p82
  • (三)系図・墓碑での出自の氏の表示 / p82
  • (四)女性の自己表示 / p83
  • (五)氏の系列と妻に対する支配関係 / p84
  • 第二部 近世農民と家・村落 / p88
  • 第一章 近世における農民層の「家」意識の一般的成立と相続-羽州村山地方の宗門人別帳の分析を通じて- / p89
  • はじめに / p89
  • 第一節 村落構造と家族形態の変化 / p90
  • 第二節「家」意識の一般的成立-襲名慣行の成立を指標として- / p95
  • (一)襲名慣行の一般的成立 / p95
  • (二)墓碑建立慣行の一般的成立 / p97
  • (三)襲名の諸相 / p99
  • (四)襲名の法律上の意味 / p101
  • 第三節「家産」観念の成立-土地相続形態の転換- / p102
  • (一)「家産」保持への規制-単独相続への転換と定着- / p102
  • (二)「家産」観念の内容 / p103
  • 第四節 家相続の諸態様-相続序列の問題- / p105
  • (一)年代別・階層別にみた家相続の概況 / p105
  • (二)個別事例の検討 / p106
  • むすび / p113
  • 第二章 近世農民層の葬祭・先祖祭祀と家・親族・村落 / p126
  • はじめに / p126
  • 第一節 家単位の先祖祭祀の成立と規範 / p127
  • (一)家単位の先祖祭祀の成立 / p127
  • (二)両墓制について-三重県鳥羽市菅島の事例- / p129
  • (三)家の保持と先祖祭祀の規範 / p131
  • 第二節 葬式・法事の家例-安芸国高田郡多治比村丸屋吉川家の例- / p133
  • 第三節 葬式・服忌の地域慣行 / p139
  • (一)親族・地域住民の葬式への関与の仕方と役割 / p139
  • (二)葬送の時期 / p143
  • (三)服忌慣行の諸相 / p144
  • (四)葬式・法事に対する幕藩権力・共同体の規制 / p148
  • 第四節 先祖観と系譜観 / p151
  • (一)先祖と子孫の関係・役割 / p151
  • (二)「先祖」と「無縁仏」 / p152
  • (三)霊魂の格差の表示-祖先崇拝と差別- / p153
  • (四)系譜意識の強まりと系譜観 / p155
  • (五)家継承のラインと「先祖」の観念 / p157
  • (六)婚出女性の死後祭祀と氏 / p158
  • 第三章 近世後期の親子間紛争と村落社会-親子・個人と家・村- / p165
  • はじめに / p165
  • 第一節 山之尻村の概況と家族の状況 / p166
  • 第二節 親子間の紛争と家・村 / p167
  • (一)親の強制隠居 / p167
  • (二)実子の勘当 / p170
  • (三)結婚をめぐる親子の対立 / p173
  • (四)養子の離縁 / p174
  • むすび / p175
  • 第四章 地域とコミュニケーション-地域史研究の一視点- / p178
  • 視点と課題 / p178
  • 第一節 情報収集と地域コミュニケーション / p179
  • (一)契約講について / p179
  • (二)情報の収集と記録の開始-その契機と意義- / p179
  • (三)情報入手ルート / p180
  • (四)地域コミュニケーションの構造 / p181
  • 第二節 主な情報 / p183
  • (一)天候・作柄・市場関係の情報 / p183
  • (二)災害の情報 / p184
  • (三)一揆・打ちこわしの情報 / p185
  • (四)政治向きの情報 / p185
  • (五)対外関係の情報 / p187
  • 第三節 地域コミュニケーションの分裂-むすびにかえて- / p188
  • 第三部 家・村の復興と報徳運動-「富国安民」理念の生成と展開- / p192
  • 第一章 関東農村の荒廃と尊徳仕法-家・村の復興と「興(富)国安民」構想- / p193
  • はじめに / p193
  • 第一節 農村荒廃と藩財政の逼迫 / p194
  • (一)谷田部藩領の概観 / p194
  • (二)農村荒廃の概況 / p195
  • (三)藩財政の逼迫 / p198
  • (四)領主階級の農村荒廃観と農民教化のイデオロギー / p199
  • 第二節 農民と心学運動・尊徳仕法 / p203
  • (一)荒村下の農民の思想形成と農事改良の特質 / p203
  • (二)心学運動の展開と衰退 / p205
  • (三)二宮尊徳の思想と仕法の原理 / p208
  • 第三節 谷田部藩の尊徳仕法の導入と経緯 / p213
  • (一)尊徳への仕法の依頼 / p213
  • (二)藩財政の「分度」の設定と仕法趣旨の教諭 / p214
  • (三)仕法の経緯 / p215
  • 第四節 仕法の内容と結末 / p216
  • (一)藩財政再建仕法 / p216
  • (二)農村復興仕法 / p217
  • (三)尊徳と谷田部藩の確執 / p227
  • むすび / p228
  • <付論>戦後歴史学における尊徳研究の動向 / p246
  • はじめに / p246
  • 第一節 尊徳の思想・人間像をめぐって / p246
  • 第二節 尊徳仕法の性格をめぐって / p252
  • 第二章 「富国強兵」と「富国安民」-維新・文明開化期の岡田良一郎の言論を通じて- / p260
  • はじめに / p260
  • 第一節 幕末期の岡田家と良一郎の動静 / p261
  • 第二節 王政復古と「富国策」の建議 / p263
  • 第三節 文明開化と良一郎の言論 / p265
  • (一)国民教化論 / p266
  • (二)学校資金捻出論 / p267
  • (三)政体論 / p268
  • (四)税制論 / p270
  • (五)生財富国論-「勤倹論」 / p272
  • (六)国防論 / p273
  • おわりに-良一郎の開化論の立場- / p274

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 近世農民と家・村・国家 : 生活史・社会史の視座から
著作者等 大藤 修
書名ヨミ キンセイ ノウミン ト イエ ムラ コッカ : セイカツシ シャカイシ ノ シザ カラ
出版元 吉川弘文館
刊行年月 1996.2
版表示 オンデマンド版
ページ数 475, 14p
大きさ 22cm
ISBN 4642033289
NCID BB2788029X
BN13886350
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全国書誌番号
96045045
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言語 日本語
出版国 日本
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