ドイツ近代短篇小説の研究 : その歴史と本質

深見茂 著

18世紀半ば以降、市民階級の自覚により、ノヴェレは次第にその評価を高めてゆき、やがて真の悲劇性を獲得し、演劇等一流ジャンルに伍しうるようになった。本書では、H・クライストの作品分析を中心に据え、前後に概論と前文、展開と終焉を作品研究の形で置き、ドイツ近代ノヴェレの本質と変容の外観を、各時代の文学思潮にも出来るだけ視野を広げながら、全章にわたりドイツ文学史上の代表作品を配置、論及した。

「BOOKデータベース」より

博士論文;博士論文

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

[目次]

  • 序論 ドイツ近代短篇小説の歴史と本質素描-個と世界の邂逅
  • 各論 作品研究(両極相関の基本形態
  • 両極相関の諸相と変容 その1-クライストの場合
  • 両極相関の諸相と変容 その2-他の作家たちの場合
  • 両極乖離の命運)

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 目次 / p2
  • 序論 ドイツ近代短篇小説の歴史と本質素描-個と世界の邂逅 / p6
  • 各論 作品研究 / p21
  • 第一章 両極相関の基本形態 / p21
  • 第一節 シラーの『面目つぶされ果ては白浪-まことの史伝一篇』-ドイツ近代短篇小説の出発 / p21
  • 第二節 クライストの『ミヒアエル・コールハース』-RappenmotivとZettelmotivを中心に / p34
  • 第二章 両極相関の諸相と変容(その一)-クライストの場合 / p62
  • 第一節『決闘』-素材、プロット、物象象徴、そして構文 / p62
  • 第二節『チリの地震』-穹窿表象 / p82
  • 第三節『聖ツェツィーリエ。別題 音楽の力(一篇の聖者伝説)』-両極逢着の一瞬の拡大と反復(その時代性) / p95
  • 第四節『ロカルノの女乞食』-両極逢着の一瞬の拡大と反復(その現代性) / p125
  • 第三章 両極相関の諸相と変容(その二)-他の作家たちの場合 / p140
  • 第一節 グリルパルツァーの『ゼンドミール修道院』-ドイツ近代ノヴェレ史のパラディグマとしての作品解釈 / p140
  • 第二節 シュトルムの『インメン湖』-「湖」と「荘園」の象徴 / p153
  • 第三節 ベルゲングリューンの『歩哨勤務』他二篇-クルツゲシヒテヘの変容の闘い / p165
  • 終章 両極乖離の命運 / p178
  • 第一節 カフカの『田舎医者』と『勅使下行』-「馬」と「敷居現象」 / p178
  • 第二節 アンナ・ゼーガースの『グルーベッチュ』-「心理性」と「神話性」と「蜃気性」 / p190
  • 註 / p207
  • 参考文献 / p244

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 ドイツ近代短篇小説の研究 : その歴史と本質
著作者等 深見 茂
書名ヨミ ドイツ キンダイ タンペン ショウセツ ノ ケンキュウ : ソノ レキシ ト ホンシツ
出版元 東洋
刊行年月 1995.10
ページ数 298p
大きさ 22cm
ISBN 4809670864
NCID BN13495717
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全国書誌番号
96015266
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言語 日本語
出版国 日本
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