カント入門

石川文康 著

真理の最高決定機関であるはずの理性が人間を欺く二枚舌をもつとしたら、一大事ではないだろうか。この理性の欺瞞性というショッキングな事実の発見こそが、カント哲学の出発点であった。規則正しい日課である午後の散歩をするカントの孤独の影は、あらゆる見かけやまやかしを許さず、そのような理性の欺瞞的本性に果敢に挑む孤高の哲学者の勇姿でもあったのだ。彼の生涯を貫いた「内面のドラマ」に光をあて、哲学史上不朽の遺産である『純粋理性批判』を中心に、その哲学の核心を明快に読み解き、現代に甦る生き生きとした新たなカント像を描く。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 純粋理性のアイデンティティー
  • 第2章 カント哲学の土壌と根-批判哲学への道
  • 第3章 迷宮からの脱出-第一アンチノミーの解決
  • 第4章 真理の論理学-経験世界の脈絡
  • 第5章 自然因果の彼岸-自由と道徳法則
  • 第6章 自由と融合する自然-反省の世界
  • 第7章 理性に照らされる宗教

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 カント入門
著作者等 石川 文康
書名ヨミ カント ニュウモン
シリーズ名 ちくま新書
出版元 筑摩書房
刊行年月 1995.5
ページ数 238p
大きさ 18cm
ISBN 4480056297
NCID BN12597278
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全国書誌番号
95063099
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言語 日本語
出版国 日本
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