黒田永二 著
焼物は素材のままではなくて、原材料に技術的な手段を加えてゆく間に、人の手の届かない工程をも経なければ完成した作品にならない。原材料の品質ばかりでなく、その後の製造技術にも大いに左右される。芸術的表現に対する才能に加え、化学的な能力も要求されることになるから、そこに焼物を神秘化する要素があるようだ。この本では、製造技術を専攻してきた立場から気付いた問題で、場合によっては神秘化されている事柄にも迫ってみた。
「BOOKデータベース」より
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