清代考拠学の思想史的研究

浜口富士雄 著

本論文は、清代考拠学の成立およびその展開の背景に存した古代言語に関する儒学的意義の分析を通して、考拠学の本質を思想史的観点から解明することを目的とする。

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博士論文;博士論文

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

[目次]

  • 第1編 考拠学の形成および解釈理念の思想的背景
  • 第2編 清代考拠学の展開と考拠の形態

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[目次]

  • 目次
  • 序論 / p1
  • 一 本論文の目的 / p3
  • 二 本論文の観点および方法 / p4
  • 三 本論文の観点の意義 / p9
  • 四 本論文の概要 / p14
  • 本論 / p21
  • 第一編 考拠学の形成および解釈理念の思想的背景 / p23
  • 第一章 清学成立の背景 / p23
  • 第一節 清学成立に関する問題点 / p23
  • 第二節 明学-心学の在り方 / p26
  • 第三節 顧炎武の立場 / p31
  • 第四節 黄宗義の立場 / p34
  • 第五節 清学成立の背景としての人間性への覚醒 / p38
  • 第二章『音学五書』から見た清代考拠学の形成契機 / p43
  • 第一節 反理学の立場 / p43
  • 第二節 古音の儒学的意義 / p47
  • 第三節 一貫の方法理念 / p54
  • 第四節 古音と経との一体観 / p60
  • 第五節 考拠学の形成契機 / p66
  • 第三章 清代考拠学における解釈の意味 / p73
  • 第一節 考拠学にたいする従来の評価 / p73
  • 第二節 経書への回帰と古音研究 / p76
  • 第三節 実証を越える考拠の立場 / p84
  • 第四節 解釈学的循環と古音研究 / p89
  • 第五節 考拠学における解釈の深化 / p97
  • 第四章 清代考拠学における解釈理念の展開 / p113
  • 第一節 考拠学を基礎づける言語観の確立 / p113
  • 第二節 実事求是とその問題点 / p118
  • 第三節 実事求是を補完する好学深思 / p121
  • 第四節 以意逆志における主体的な解釈 / p128
  • 第二編 清代考拠学の展開と考拠のかたち / p139
  • 第一章 戴震の考拠 / p139
  • 第一節 文字研究の意味 / p141
  • 第二節 言語研究の意味 / p146
  • 第三節 文字→言語→聖賢の道 / p155
  • 第四節 字義の一貫 / p165
  • 第二章 銭大昕の考拠学の意義 / p177
  • 第一節 言語を軸とした経学研究 / p177
  • 第二節 義理の追求 / p181
  • 第三節 義理は訓詁に内在 / p184
  • 第四節 経書解釈の理念 / p188
  • 第五節 好学深思の立場 / p191
  • 第六節 考拠学の実証性 / p198
  • 第三章 銭大昕の考拠学としての「史学」 / p205
  • 第一節 銭大昕の史学の評価 / p205
  • 第二節 儒学と不可分の考拠 / p206
  • 第三節 小学の意義 / p212
  • 第四節 経・史の関係 / p215
  • 第五節 史学を支える儒学的価値観 / p219
  • 第四章 銭大昕の『漢書』鯛陽の考拠 / p227
  • 第一節 銭大昕の鯛音説 / p227
  • 第二節 厳元照の批判 / p232
  • 第三節 王引之の批判 / p236
  • 第四節 銭大昕の修訂説 / p240
  • 第五節 銭大昕の考拠の立場 / p245
  • 第五章 段玉裁の『詩経』「匏有苦葉」軌字の考拠 / p253
  • 第一節 段玉裁の軓字説 / p255
  • 第二節 合韻説と儒学意識 / p259
  • 第三節 軌字説への修訂 / p263
  • 第四節 段玉裁の考拠理念 / p267
  • 第六章 段玉裁の儒学としての校書 / p277
  • 第一節 理校法としての評価 / p279
  • 第二節 儒学的実践としての校書 / p284
  • 第三節 校書の理念 / p289
  • 第四節 好学深思の姿勢 / p295
  • 第七章 王念孫の訓詁の意義 / p305
  • 第一節 訓詁の本質 / p306
  • 第二節 経解としての訓詁 / p309
  • 第三節 意味の体系 / p312
  • 第四節 経学としての訓詁 / p319
  • 第八章 王念孫の礼記「穀実鮮落」解 / p329
  • 第一節 解釈の立場 / p329
  • 第二節 考拠の概要 / p330
  • 第三節 鮮・斯同声の分析 / p336
  • 第四節 鮮・斯の同義性 / p344
  • 第九章 王引之の「歌以訊止」の考拠 / p353
  • 第一節 出土文献による新説 / p353
  • 第二節 誶/訊の従来の解釈 / p355
  • 第三節 王引之の解釈 / p358
  • 第四節 古音分部に基づく考拠 / p364
  • 第五節 形体から声音へ / p370
  • 第十章 戴震と王引之の同条二義の訓釈 / p381
  • 第一節 戴震の同条二義への批判 / p382
  • 第二節 王引之の同条二義説 / p390
  • 第三節 戴震の考拠の立場 / p398
  • 第四節 王引之の治経の姿勢 / p401
  • 第十一章 因声求義における段玉裁と王念孫・王引之の位相 / p413
  • 第一節 因声求義の意義 / p414
  • 第二節 因声求義と仮借 / p418
  • 第三節 仮借分析と古音分部 / p421
  • 第四節 光被についての段・王の考拠 / p424
  • 第五節 献-賢ついての段・王の考拠 / p427
  • 第六節 段玉裁の考拠の立場 / p429
  • 第七節 王念孫・王引之の考拠の立場 / p433
  • 第十二章 焦循とその「考拠」批判 / p441
  • 第一節「考拠」とその批判 / p442
  • 第二節 貫通の追求 / p449
  • 第三節 好学深思、心知其意の立場 / p455
  • 第四節 性霊の意義 / p460
  • 第十三章 阮元の考拠学上の位置 / p473
  • 第一節 阮元にたいする従来の評価 / p473
  • 第二節『経籍籑詁』の思想史的意味 / p475
  • 第三節 阮元の経学観 / p479
  • 第四節 阮元の書院設立 / p485
  • 第十四章 阮元と王念孫「古韻廿一部」 / p491
  • 第一節 王国維の見解 / p492
  • 第二節 李賡芸と阮元 / p500
  • 第三節 曽釗と阮元 / p504
  • 第四節 方東樹と曽釗 / p515
  • 第十五章 方東樹の考拠学批判 / p529
  • 第一節 問題の所在 / p529
  • 第二節 考拠学にたいする立場 / p531
  • 第三節 考拠学批判の契機 / p537
  • 第四節 経世意識に裏づけられた批判 / p539
  • 第五節 批判の直接的な対象 / p543
  • 第六節 アヘン問題にたいする姿勢 / p544
  • 第七節 アヘン対策に見られる経世意識 / p547
  • 第八節 考拠学批判の評価 / p551
  • 結論 / p555
  • 参考書目 / p563

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 清代考拠学の思想史的研究
著作者等 浜口 富士雄
書名ヨミ シンダイ コウキョガク ノ シソウシテキ ケンキュウ
出版元 国書刊行会
刊行年月 1994.10
ページ数 633, 26p
大きさ 22cm
ISBN 4336036470
NCID BN11754304
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全国書誌番号
95016851
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言語 日本語
出版国 日本
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