東北アジア史の再発見 : 歴史像の共有を求めて

古厩忠夫 著

ロシアから見れば真冬でも凍らない暖かい南の海、朝鮮の人々は東の海と呼び、中国吉林省からはわずか一五キロメートルの陸地が遮り、日本では鈍色の荒波が通念としてまかり通る、-これが日本海である。この海が今、交流の海へと変容を遂げはじめた。そして、この海を囲繞する地域が世界的に脚光を浴びている。ここをやみくもな算盤勘定の犠牲にすることなく、世界でも屈指の真実人間と自然のすみかとするために、国内外の各方面とつねに理念を交換しつつ、東西問題と南北問題が重層するこの海の歴史を反転させ、環日本海地域がボーダーレス時代の世界秩序の原点になることをめざす。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序論 環日本海地域の歴史像-歴史認識の共有空間拡大のために
  • 1部 やわらかな支配の7〜8世紀-冊封関係モデル(渤海の対日本外交への理路
  • 奈良朝政治事件と東北アジアの国際環境
  • 歴史教育の課題としての東アジア史像)
  • 2部 覇権争奪の19〜20世紀初期-近代国家形成競合モデル(近代日露関係史のなかの越後人
  • 「シベリア出兵」期における『浦潮日報』
  • 1910年代のモンゴル在留日本人
  • 中東鉄道をめぐる中ソ関係)
  • 3部 侵略と遮断の20世紀-日本植民地・冷戦構造モデル(日本の朝鮮支配と韓国国史教科書
  • 韓国経済と脱植民地化過程
  • 地域史としての「中国東北」の再発見
  • ソ連社会主義下のロシア極東)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 東北アジア史の再発見 : 歴史像の共有を求めて
著作者等 古厩 忠夫
古〓 忠夫
書名ヨミ トウホク アジアシ ノ サイハッケン
シリーズ名 環日本海叢書 3
出版元 有信堂高文社
刊行年月 1994.5
ページ数 247p
大きさ 19cm
ISBN 4842095237
NCID BN10847975
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全国書誌番号
94053053
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言語 日本語
出版国 日本
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