精神の生活  上(第1部) (思考)

ハンナ・アーレント 著 ; 佐藤和夫 訳

人間の精神の営みは何のためにあるのか、ナチスの蛮行のような巨悪は人間が「考えない」ことにかかわって生まれるのではないのか-生涯をかけて人間の自由と全体主義的独裁の問題を追究したH.アーレントの遺著。ヨーロッパ哲学の正統的な流れに含まれる危険な要素をえぐり出し、現代社会の「思考の欠如」の行く末を厳しく警告する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 現象(世界の現象するという性格
  • <真の>存在と<単なる>現象=二世界論
  • 形而上学的ヒエラルキーの逆転=表面の価値
  • 身体と魂、魂と精神
  • 現象と仮象
  • 考える自我と自己=カント
  • 現実と思考する自我=デカルト的懐疑とセンスス・コムニス
  • 科学と常識、カントによる知性と理性の区別、真理と意味)
  • 第2章 現象世界の中での精神活動(見えないことと退きこもること
  • 思考と常識との内輪争い
  • 思考と行為=観察者
  • 言語と比喩
  • 比喩と言い表わしえないもの)
  • 第3章 我々が思考するのは何によってであるか(ギリシア哲学が哲学の前に前提としたこと
  • プラトンの解答とその残響
  • ローマ人の答え
  • ソクラテスの答え
  • <一者のなかの二者>)
  • 第4章 思考するとき、我々はどこにいるか(「時に私は思考し、時に私は存在する」
  • 過去と未来の間の溝=ヌンク・スタンス
  • 補遺)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 精神の生活
著作者等 Arendt, Hannah
佐藤 和夫
アーレント ハンナ
書名ヨミ セイシン ノ セイカツ
書名別名 The life of the mind

思考
巻冊次 上(第1部) (思考)
出版元 岩波書店
刊行年月 1994.4
ページ数 346p
大きさ 22cm
ISBN 4000029827
NCID BN10617137
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全国書誌番号
94045533
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本
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