佐々木健一 著
絵画が色と形の芸術であり、音楽が音の芸術であるのと同じ意味で、演劇は言語の芸術である。それは話す人のいる世界を再現するという点で、文学以上に高度の言語芸術であると言える。<詩的言語>に比べて、これまで論じられることの少なかった<劇的言語>。今世紀の言語学・記号論の飛躍的発展を踏まえ、ギリシア悲劇から現代劇に至る様々な劇的言語、せりふの類型と構造を定義・分析した意欲的論考。
「BOOKデータベース」より
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