狩野秀頼筆高雄観楓図屏風 : 記憶のかたち

鈴木広之 著

紅葉の名所、高雄。舞いに興じ、酒に浮かれ、茶を楽しむ人びと。これはしかし、たんなる風俗画だろうか。この絵を室町時代末期の「コンテンポラリー絵画」として捉えなおすと、衣装にも、身振りにも、橋上の楽の音にも、また、美少年をともなってそぞろ歩む、黒衣の僧の姿にも、当時の人びとが何を読みとっていたかが見えてくる。屏風絵は絵であると同時に、晴れの場を飾る調度でもあった。失われた「時代の記憶」がそこに込められている。絵画のなかで何が起きているのか?一枚の絵を徹底的に読み解く新しい美術文化史。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 期待されない観音
  • 2 絵のなかへ
  • 3 絵画と現実
  • 4 此岸の人々
  • 5 高雄のトポス
  • 6 都の平和
  • 7 屏風絵の領域
  • 8 記憶のかたち

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 狩野秀頼筆高雄観楓図屏風 : 記憶のかたち
著作者等 鈴木 広之
鈴木 廣之
書名ヨミ カノウ ヒデヨリ ヒツ タカオ カンプウズ ビョウブ
書名別名 Kano hideyori hitsu takao kanpuzu byobu
シリーズ名 絵は語る 8
出版元 平凡社
刊行年月 1994.2
ページ数 105p
大きさ 25cm
ISBN 4582295185
NCID BN10385814
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全国書誌番号
94038243
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言語 日本語
出版国 日本
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