トーマス・マン

辻邦生 著

詩的情感に包まれたリアリズムとイロニー、官能的な音楽性、北方的な憂愁感、観念的な叙述、精緻な文体-。トーマス・マンの重層的で濃密な文学の創造の秘密は何か。激変の時代を生きた文豪の波瀾の生涯と精神のドラマを辿り、内面に潜むドイツ的魔神性と戦闘的ヒューマニズムに光をあて、創作原理の謎に迫る。若き日に耽読したマンを創作上の師とも仰ぐ辻邦生の真摯の評論。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1篇 トーマス・マンへの道(小さなプロローグ
  • トーマス・マンとの出会い
  • 複眼構造のエクリチュール
  • 初期の小説技法と主題
  • マンにおける物語形式の意味)
  • 第2篇 主題深化から見たトーマス・マン(世紀末の苦悶
  • 精神と生のドラマ
  • 時代と小説のあいだ
  • フランスへの一暼
  • 小説と小説家のあいだ
  • 市民たちのなかで
  • 『魔の山』まで
  • 生の根底にあるもの
  • ふたたび『魔の山』へ
  • 『魔の山』を越えたあと
  • 最後の旅の日々)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 トーマス・マン
著作者等 辻 邦生
書名ヨミ トーマス マン
シリーズ名 同時代ライブラリー 171
出版元 岩波書店
刊行年月 1994.1
ページ数 294p
大きさ 16cm
ISBN 4002601714
NCID BN1022710X
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全国書誌番号
94031300
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言語 日本語
出版国 日本
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