ヴァルター・ベンヤミン 著 ; 今村仁司 ほか訳
19世紀の産業の振興によってパリに次々につくられたパサージュは、ガラス屋根でおおわれ、両側に商店が立ち並ぶアーケード街である。19世紀半ば以降、オースマンによるパリ改造によってブールヴァールが通され、パサージュはすたれた。この19世紀の商品世界の遺物ともいえるパサージュや変貌したパリに残るさまざまな過去の痕跡から、ベンヤミンは独自の思考を書きつらねていく。
「BOOKデータベース」より
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