中村桂子 [著]
DNAは60年代に記号として読まれ、70年代に物質として操作され、今日ゲノムとして認識されるに至る。複製ではなく自己創出が、性と死の始まりが、時間の発生がゲノムから見える。ゲノムは、生きものという普遍性と、かけがえのない単独性とを個体の中に実現する。いまや「神」、「精神」に代って「生命」が時代のスーパーコンセプトとなる。
「BOOKデータベース」より
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