西尾成子 著
北欧の小国デンマークの生んだ物理学者ニールス・ボーアは、アインシュタインと並ぶ今世紀の偉大な科学者であり哲学者である。各国の若い学徒を研究所に迎え、共同して量子力学を創造していったコペンハーゲン精神。米英の原爆開発を知って戦後の軍拡競争を予見し、ソ連に計画を伝えるように両国首脳との会見を試みた背景にある「開かれた世界」という理念。本書はこの二つを軸に、ボーアの巨大な足跡と二十世紀の科学に光を当てる。
「BOOKデータベース」より
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