仲田紀夫 著
紀元前6世紀、循環論法「すべてのクレタ人は嘘つきである」にはじまった人間と無限との格闘は、わずか1世紀後、アキレスと亀のパラドクスを掲げた「ツェノンの逆説」の出現により完全にストップしてしまいました。以来、数学の本流は無限を避け続け、ようやく20世紀に誕生した「集合論」によって、無限の正体が明らかにされつつあります。無限大、無限小…。その先にいったい何があるのか、本書は人間の知的世界に暗躍するこの怪物に、ドン・キホーテのように挑戦しようというものです。
「BOOKデータベース」より
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