山極圭司 著
鎌倉幕府の崩壊、南北朝動乱という激動の時代を生き抜いた卜部兼好。彼は草庵に清貧の生活を送る閑人ではなく、"つれづれなるままに"筆をすすめた徒然草は、いわゆる隠者文学ではなかった。徒然草に秘められた、宮廷人・兼好の思惑や苦悩とは。危機の中で生きのびるためにとった手段とは。常縁本『徒然草』をもとに、従来の兼好像に一石を投ずる。
「BOOKデータベース」より
[目次]
情報を取得できませんでした。
件が連想されています
ページトップへ