ルソー

作田啓一 著

ルソーの母は彼を生んで産褥熱で死に、父は母親似の彼を愛し憎んだ。ルソーは後年、スパルタをモデルに市民社会を仮構する『社会契約論』では<父>と同一化し、聖母のようなジュリを中心とするクララン農園を描く『新エロイーズ』では<母>と同化しようとした。さらに晩年、『孤独な散歩者の夢想』では自然との融合に生の充溢を求めた。スパルタには徳と愛国心という原理があったが、市民社会は利益による結合から成っており、クララン農園は小さなユートピアでしかない。彼は生の充溢による結合が可能な社会を夢見ていたのだ。ルソーの複雑なパーソナリティと思想を、精神分析や行為理論を統合した独自の観点から解明する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • ルソー・近代と脱近代の思想
  • 第1章 ルソーの自己革命
  • 第2章 ルソーのユートピア
  • 第3章 ルソーの直接性信仰
  • 付論 ルソーの集団観

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 ルソー
著作者等 作田 啓一
書名ヨミ ルソー
書名別名 市民と個人
シリーズ名 筑摩叢書 368
出版元 筑摩書房
刊行年月 1992.10
版表示 増補
ページ数 253p
大きさ 19cm
ISBN 4480013687
NCID BN08157486
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全国書誌番号
93008817
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言語 日本語
出版国 日本
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