失われた美学

マーガレット・A.ローズ [著] ; 長田謙一 [ほか]訳

マルクスが観た絵画、構想した美学。その美術体験を追い、キリスト教美術と観念論美学の批判を通じて形成された独自の美学理論を発掘・再構成し、「社会主義リアリズムの祖」という通念を覆す。ロシア構成主義、アヴァンギャルド芸術運動、さらに近代芸術の見方を全面的に問い直す、ドイッチャー賞受賞の注目作。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 若きマルクスの美学理論と視覚芸術(ギリシャ派対ナザレ派
  • フォイエルバッハと「ナザレ派」の聖母
  • マルクスの失われた美学-フリードリヒ・ヴィルヘルム四世治下の若き日々
  • マルクスの『経済学哲学草稿』と「生産主義的」美学の発展
  • 芸術的生産の全体像をめざして、あるいは唯物論的美学の「魅力」)
  • 第2部 ロシアのサン・シモン-1830年代から1930年代以降までのロシアにおける生産者としての芸術家(サン・シモン主義者とリアリスト
  • 1920年代構成主義者たちとアヴァンギャルド概念
  • アヴァンギャルド対「アグロカルチャー」-アヴァンギャルドの諸問題レーニンからスターリン以降まで)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 失われた美学
著作者等 Rose, Margaret
Rose, Margaret A.
長田 謙一
池田 成一
長田 裕子
長野 俊一
ローズ マーガレット・A.
書名ヨミ ウシナワレタ ビガク
書名別名 Marx's lost aesthetics

マルクスとアヴァンギャルド
シリーズ名 叢書・ウニベルシタス 370
出版元 法政大学出版局
刊行年月 1992.7
ページ数 295, 24p
大きさ 20cm
ISBN 4588003704
NCID BN07890171
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
92065183
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想