富山泰 著
20世紀の"民族の悲劇"カンボジア戦争は、91年秋の包括的和平合意で一応の終止符が打たれた。しかし同じ民族同士が戦った後遺症は深く、とりわけヘン・サムリン政権とポル・ポト派の相互不信と憎しみは根強い。シアヌーク殿下の帰国だけで真の和平と民族和解がもたらされる訳ではない。ポル・ポト派による大虐殺から和平に至る道を辿り、大国の思惑に翻弄されつづけたカンボジア問題を、戦線と和平交渉の現場からレポートする。
「BOOKデータベース」より
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