古事記及び日本書紀の新研究

津田左右吉 著

附録 (545-572p) : 三国史記の新羅本紀について, 補訂

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

[目次]

  • 標題
  • 目次
  • 總論
  • 一 硏究の目的及び其の方法 / 1
  • 記紀の性質に關する疑問-批判の必要-其の二方法 / 1
  • 本文硏究の第一の用意-誤れる合理主義-新井白石、本居宣長、及び近代諸學者の神代史の解釋-其の批評-解釋の方法-民間說話として-上代人の思想及び風習の理解-神話として-記紀の構想 / 5
  • 外國の史料-考古學的知識-人種及び民族上の問題 / 19
  • 二 我々の民族と支那人及び韓人との交涉 / 25
  • 漢史に見える倭-ツクシ人と樂浪帶方との交通-邪馬臺國-漢史の記載と記紀の上代史との沒交涉-韓半島の形勢-我が國と百濟との關係-ヤマトの朝廷のツクシ統一と東方亞細亞の大勢-新羅 / 25
  • 三 文字の傳來と古事の傳承 / 40
  • 文字の傳來-口碑-ツクシの文化と文字-語部の問題-俗說の謬妄-語部の性質に關する臆說 / 40
  • 四 記紀の由來性質及び二書の差異 / 55
  • 太安萬侶の古事記の序文と其の解說-帝紀と舊辭との性質-推古朝撰修の天皇記國記及び諸本記-帝紀と舊辭とが書籍であること-其の撰述者-其の最初の編纂の時期-修補の時期-帝紀と舊辭との混亂せる事情-官府の撰修に伴ふ缺陷-阿禮の誦習の意義-國史撰定の準備事業-安萬侶の撰錄の意義-宣長の誤謬 / 55
  • 國史撰定の企圖と其の經過-書紀の撰錄-記紀の比較-書紀の功過 / 85
  • 五 記紀の記事の時代的差異 / 94
  • 舊辭に於ける仲哀天皇以前と應神天皇以後との差異-帝紀に於いて-時代の推定せらるべき時期-此の書の硏究の範圍 / 94
  • 第一章 新羅征討の物語
  • 一 物語の批判 / 105
  • 物語の諸要素-記紀の比較-征討の動機、クマソの問題-寶の國-海外に國の無いこと-親征、進軍路、都城進擊のこと-新羅の降伏、誓約、貢献のこと-百濟及び高句麗の問題-宗敎的思想-民間說話的分子 / 105
  • 物語に現はれたる歷史的事實-新羅壓服の時期如何-百濟服屬の時期-加羅の關係-親征の問題-魏志の倭女王卑彌呼に關する大和人の解釋-物語形成の時期-書紀の物語の潤色せられた時期-高句麗との交涉 / 130
  • 二 加羅の問題 / 151
  • 新羅威壓の眞理由如何-加羅-崇神紀、垂仁紀に於ける加羅人來朝の物語と其の批判 / 151
  • 三 新羅に關する其の他の物語 / 161
  • アメノヒボコの物語と其の批判-ヒボコの物語に於ける扶餘の傳說-スサノヲの命及びイタケルの命の新羅物語と其の批判-姓氏錄の記事と其の批判 / 161
  • 第二章 クマソ征討の物語
  • 一 ヤマトタケルの命に關する物語 / 182
  • 物語の要素-記紀の比較-其の批判-イヅモタケルに關する物語 / 182
  • 二 記紀に現はれてゐるクマソ / 192
  • 古事記大八島生成の物語に於けるクマソ-ツクシ、ヒ、トヨ三國-ヒムカとクマソ-物語と事實-國の意義-クマソの名義-書紀に見えるソ-クマ-クマソの名の由來 / 192
  • 三 景行天皇に關する物語 / 213
  • 巡幸の御道筋-豐前豐後地方の土蜘蛛征服-クマソの平定-肥後筑後地方の土蜘蛛征服-物語の批判-地理上の錯誤-地名說話-人名-支那思想-歌謠 / 213
  • 物語の中心思想-物語に於けるクマソの勢力範圍-クマソの名の由來-歷史上のクマソ-其の中心地域-クマソ平定の時期 / 227
  • クマソ物語に於ける記紀の比較-物語形成の時期 / 248
  • 附錄一 風土記の記載について / 252
  • 文章について風土記と書紀との對照-撰錄の時期-說話の內容に於いて書紀もしくは其の史料たる舊辭との關係-舊辭に基づきたる物語-出雲風土記の國引說話-風土記に存する歷史的事實 / 252
  • 附錄二 土蜘蛛について / 268
  • 記紀に見える土蜘蛛-風土記の土蜘蛛-土蜘蛛の名の意義-土蜘蛛と女性 / 268
  • 第三章 東國及びエミシに關する物語
  • 一 古事記の物語 / 279
  • ヤマトタケルの命の東方十二道綏撫-其の意義-物語の批判-宗敎的思想-東國の政治的地位 / 279
  • 二 書紀の物語 / 287
  • 古事記との差異-エミシの問題-物語の批判-支那思想-物語形成の時期-國郡制置、越の三分 / 287
  • 物語に於けるエミシ、ヒタカミの國と陸奧國-歷史上のエミシ經略-大化以後の陸奧國-大化以前の道の奧-ヒタカミの國-風土記及び祝詞のヒタカミ-タカの水門-天武朝前後の時勢の反映としての物語 / 299
  • 書紀のエミシに關する記載-其の批判-エミシに對する態度の變遷-景行天皇巡幸の物語 / 320
  • 第四章 皇子分封の物語
  • 一 氏姓及び系譜 / 329
  • 景行朝の皇子分封-氏姓の混亂-氏姓に關する記紀の記載の矛盾と其の批判-古語拾遺及び姓氏錄の記載-記紀の系譜の不一致-國造縣主について-系譜制定の事情-舊事紀の國造本紀に對する批判 / 329
  • 二 上代の家族生活 / 350
  • 家族制度に關する疑問-結婚の風習-近親結婚に關する附近諸民族の狀態-母系時代の痕跡、母子の關係-女性の地位-父系相續-近親結婚の馴致せられた事情-totemismに關する問題 / 350
  • 家族制度の不整頓-氏と家族關係-カバネの問題-平民社會に於ける風習 / 367
  • 第五章 崇神天皇垂仁天皇二朝の物語
  • 一 神の祭祀 / 381
  • 記紀の記載-其の比較-神婚譚-蛇と神 / 381
  • 神としての惡靈-死者に對する恐怖-モノイミ、taboo-ミソギ、祓、惡靈に對するmagic-延喜式の神社-神としての精靈-物品と神-精靈と惡靈、神の祟りと祟る神-種々のmagic-人身の犧牲-穀物について-神に對する供物-支那人の風習-神の居所、ヒモロギ-神の祭祀と部族生活-死者に對する思想の變遷 / 389
  • 政治と宗敎、君主と巫祝及び神-多神敎的傾向-天界及び空界の神-人文神-神と人格-神と邪神-神の祭祀と個人-死者は神で無い-祖先は神で無い-靈魂上天の思想の無いこと-人身の犧牲に對する反對思想-上代の宗敎思想に含まれてゐる發達の諸階級-神に統制の無いこと-totemismの問題 / 422
  • 皇室の宗敎的地位-神として、邪神斥攘の任務-巫祝として、皇室と祭祀 / 446
  • 皇室と世襲的政治組織に於ける諸氏族との結合-祖先と神代-神代の意義-祖先神の觀念-神代史上の神と民間信仰の神-神代史に於ける神の血統的關係と宗敎的意義-神代史の政治的意義-民間信仰に吸收せられた神代史上の神-祖先神に於いて-祖先神と宗敎的信仰-ミワの祭祀の物語の意義 / 450
  • ワニに就いて-ワニの四條件-海蛇說 / 474
  • 二 傳說的物語 / 482
  • ミワの神の神婚物語-ホムチワケの皇子の物語-タヂマモリの物語-常世國と神仙鄕-船舶、調貢の起源の物語-土偶の物語-所謂四道將軍の物語 / 482
  • 第六章 神武天皇東征の物語
  • 一 東征の物語 / 495
  • 進軍路に關する記紀の比較-其の批判-物語の原形-事實と見なし難い點-ヤマト平定以後の物語-御稱號のイハレに關する疑問-御名について / 495
  • ヒムカに關する問題-タカチホ、カサヽの崎-ヒムカの地理的、歷史的地位-物語の宗敎的意義、君主と神 / 509
  • 二 神代と人代 / 519
  • 神代と上代-神代と人代 / 519
  • 結論
  • 記紀の記載の差異と物語の變化-記紀共通の記載についての變化潤色-記紀の物語と國家經營の順序-記紀の物語の資料-後世の事實、民間說話、風俗-應神天皇以後の物語-外來の知識と實際生活 / 524
  • 記紀の物語は民族の歷史では無い-民族問題に對する俗說の謬妄-記紀の物語の精神と其の價値 / 536
  • 附錄
  • 三國史記の新羅本紀について / 545
  • 新羅紀に見える倭-三世紀以前の新羅-建國說話-領土擴張の記事-支那的政治道德の思想-新羅紀の資料-國王の世系年紀-倭に關する記事-王室の祖先に關する東方諸國の說話-新羅紀と日本書紀 / 545
  • 補訂 / 565
  • 索引 / 573

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 古事記及び日本書紀の新研究
著作者等 津田 左右吉
書名ヨミ コジキ オヨビ ニホン ショキ ノ シンケンキュウ
出版元 洛陽堂
刊行年月 1920 5版
版表示 第4版
ページ数 582, 57p
大きさ 23cm
NCID BN0277650X
BN06480902
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全国書誌番号
60011616
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言語 日本語
出版国 日本
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