木村一治 著
著者は、第二次大戦中、日本の核開発の最前戦理研に身を置き、その象徴ともいうべきサイクロトロンの、米軍による破壊の現場で断末魔の声を聞いた数少ない日本人のひとりである。原爆投下の広島、長崎でいち早く調査団の一員として放射線測定、爆心決定などの調査にあたった。戦後、東北大学で、電子シンクロトロン、電子リニアックの建設、退官後は、米国アルゴンヌ国立研究所で中性子研究に携わるなど、まさにその半生は核と共にあった。核の世界に生きた著者の半生。
「BOOKデータベース」より
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