木戸蓊 著
1975年チェコの劇作家ハヴェルは「歴史の声」を予告した。その声は89年に東欧全体に響きわたり、政治的自由と民主化を要求する民衆の奔流が、戦後40数年続いた共産党政権を押し流してしまった。53年の東ベルリン、56年のブダペスト、68年のプラハ、80年のグダンスクと繰り返された動乱は、東欧の民衆が一貫して自由と自立を求め続けた歴史であったが、本書はそれが一気に実現するに至るまでの流れを見事に叙述する。
「BOOKデータベース」より
[目次]
情報を取得できませんでした。
件が連想されています
ページトップへ