仮象の世界

霜山徳爾 著

著者の心はいつも万華鏡の世界に向いている。それが現実ではなく、仮像の世界であることは知りつつも、そこにこそ人間の内面の真実がひそんでいることを、著者はよく知っているのだ。幼児の微笑、出会い、人格の成熟、不安と苦痛といったテーマをひとつひとつ点検しながら、人間の内面の、明るさではなく昏さ、豊さではなく貧しさ、光ではなく影の部分を明らかにしていく本書は、異常な人々や貧しい世界と共生したいと願う著者の、人間性に対する祈りの書といえる。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 万華鏡の世界-まぼろしの巷
  • 第2章 自閉の本質-陸沈孤生の人
  • 第3章 人格の成熟-東西南北の人
  • 第4章 最初の微笑-苦の世界へ
  • 第5章 共感の真実-一夜同宿
  • 第6章 悲傷の宿命-地上性の重さ
  • 第7章 浮生の身体-生きられる現実
  • 第8章 不安の照翳-行人と行人
  • 第9章 苦界の岸辺-人生の炎凉
  • 第10章 苦痛と人間-風雨氷雪
  • 第11章 人間と慟哭-秋霜冬花
  • 第12章 直立の体位-貧しい運として
  • 第13章 自由の眩暈-浮運流光
  • 第14章 双手の憂愁-罪障への招き
  • 第15章 遊戯と生命-瑠璃の幻影
  • 第16章 戦慄と陶酔-敢えて何に賭けるか

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 仮象の世界
著作者等 霜山 徳爾
書名ヨミ カショウ ノ セカイ
書名別名 「内なるもの」の現象学序説
出版元 思索社
刊行年月 1990.2
版表示 〔新装版〕
ページ数 255p
大きさ 20cm
ISBN 4783511535
NCID BN04407650
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
91017485
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想