<感想>というジャンル

島弘之 著

メビウス帯にも似た現代文学の奇妙な位相を、小林秀雄/柄谷行人から三島由紀夫/島田雅彦へ、あるいはG・ショーレム/H・ブルームへと、若き<批評>は疾走する。"自壊の予感"が再び漂いはじめた世紀へむけて、文学の最終的な<至高虚構>の在りかを問いかける、期待の新鋭の批評論=小説論、第1作。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • <感想>というジャンル-小林秀雄の「私」
  • 小林秀雄への共感的反逆-後発者柄谷行人の"場所"
  • 文芸評論という虚点-磯田光一の選択
  • 幻視と常識-小林秀雄の遺言作成
  • 批評家を嫉妬させる「私」-三島由紀夫『仮面の告白』
  • 万華鏡の中のカメレオン-筒井康隆『夢の木坂分岐点』
  • 密室からの福音-増田みず子『シングル・セル』
  • 桐山襲『聖なる夜 聖なる穴』
  • 高橋源一郎『虹の彼方に』
  • 若くして「晩年」を迎えること-島田雅彦『天国が降ってくる』
  • 自壊の予感-「不滅性の暗示」のパラドクス
  • ショーレム以前以後-ユダヤ神秘主義の「真贋」問題
  • 批評の<深淵>へ-ハロルド・ブルーム論
  • 詩の幾何学化への意志-W.B.イェイツ『ヴィジョン』という徒花

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 <感想>というジャンル
著作者等 島 弘之
書名ヨミ カンソウ ト ユウ ジャンル
出版元 筑摩書房
刊行年月 1989.3
ページ数 295p
大きさ 20cm
ISBN 4480822585
NCID BN03372095
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全国書誌番号
89062206
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言語 日本語
出版国 日本
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