聴衆の誕生

渡辺裕 著

いま、音楽界に何が起っているか?クラシックをきくことが最も「オシャレ」な、そんな時代がやってきた…。マス・メディアの誘導と企業の文化戦略による新しい聴取構造の確立。文化のカタログ化がもたらす価値の平板化。クラシックの精神主義の終焉、巨匠の奪神話化が露呈し、「軽やか」な聴衆が大手を振る…。西欧近代に成立した「聴衆」の変質・崩壊へのプロセスを克明に分析しつつ、消費社会において尖鋭化する音楽受容のポスト・モダン的状況を自在に解析。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 近代的聴衆の成立(序-近代的演奏会の光景
  • 演奏会システムの確立
  • 高級音楽と低俗音楽
  • 神話化される「巨匠」たち
  • 集中的聴取の思想)
  • 近代的聴衆の動揺-1920年代(環境を浸食する「複製」
  • 自動ピアノの饗宴
  • 大衆文化と「前衛」作曲家たち)
  • 3 近代的聴衆の崩壊(カタログ文化の到来
  • 商業主義の抬頭
  • 音楽の大衆化と「精神性」の没落)
  • 4 新しい聴取へ向けて(軽やかな聴衆の誕生
  • 音の復権へ
  • 消費社会の中の「クラシック」)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 聴衆の誕生
著作者等 渡辺 裕
書名ヨミ チョウシュウ ノ タンジョウ
書名別名 ポスト・モダン時代の音楽文化

Choshu no tanjo
出版元 春秋社
刊行年月 1989.3
ページ数 249, 3p
大きさ 20cm
ISBN 4393934059
NCID BN03350671
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
89029807
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想