大原康男 著
天皇制の問題は、この国に生まれた者にとって、どうしても避けることのできない宿命的な思想的課題であるといっても過言ではない。そこには、説く人、論ずる人の人生観、国家観、世界観がもろに顔を出す。戦後の日本は天皇および天皇制に関する言論の自由を十分に堪能してきたといっていい。いうところの"菊のタブー"はあまりにも誇張され過ぎている。ここで、戦後四十年の天皇論の流れをふりかえってみたい。
「BOOKデータベース」より
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