朝鮮海峡 : 深くて暗い歴史

林 えいだい【著】

鄭正模さんが指紋押捺を拒否して以来、彼はいろんな会合に出席して、人々にその不当性を強く訴えて来た。その根底には、1940年に筑豊の三菱鯰田炭鉱へ強制連行され、家族と生木を引き裂かれるように離別した口惜しい思いがあるからである。正模さんが、いま何故在日なのかを問題にするのは、そこに36年間の日本の植民地支配という、暗い殉難の歴史が朝鮮民族の上にあるからにほかならない。正模さんは、指紋押捺拒否を態度で示して、いま日本国の責任を問おうとして過去を語り始めたのだった。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 いま何故 指紋押捺拒否か
  • 第1章 ゆずの木
  • 第2章 強制連行
  • 第3章 地下工作
  • 第4章 北海道
  • 第5章 はるかなる故郷

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 朝鮮海峡 : 深くて暗い歴史
著作者等 林 えいだい
書名ヨミ チヨウセンカイキヨウ : フカクテクライレキシ
出版元 明石書店
刊行年月 1988.3.25
ページ数 340p
大きさ 19cm(B6)
NCID BN03156001
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言語 日本語
出版国 日本
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