ベーコン

石井栄一 著

ベーコンは、人類の福祉の発明家たらんとした哲学者であった。そのため彼は、広い分野の学問を手がけ、理論と実践の統一をめざし、学問の正しい方法の発明を企てたのである。彼にこうした遠大な夢を抱かせた背景として、当時のイギリスでは第一級の知的、宗教的、政治的雰囲気の中で育ったことが挙げられよう。厳格なカルヴィニストの母アン、国璽相の父ニコラスの薫陶のもとに、自然環境にめぐまれ、典型的な田園地帯にあったヨーク‐ハウスとゴランベリ‐ハウスとで幼時を過ごしたのである。学問上の大計画を達成するため、下院議員から大法官にまで登りつめ、国王の廷臣を自任した彼。しかし、晩年の彼は収賄によって失脚し、ゴランベリ‐ハウスに隠棲した。それでも彼は、最後まで研究と著述に専念しつづけた、科学の精神の鼓吹者であった。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 革新の時代(イギリスの宗教改革
  • 絶対王政と第一次産業革命)
  • 2 ベーコンの生涯(エリザベス朝の花園
  • 孤独の影
  • またたく栄光
  • 巨星墜つ)
  • 3 ベーコンの著作と思想(学問の改革をめざして
  • 学問の擁護と分類-『学問の前進』
  • 『大革新』と『新機関』
  • ベーコンの遺したもの)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 ベーコン
著作者等 石井 栄一
書名ヨミ ベーコン
シリーズ名 人と思想 43
Century books 43
出版元 清水書院
刊行年月 1977.10
版表示 新装版
ページ数 203p 肖像
大きさ 19cm
ISBN 978-4-389-42043-7
NCID BN03129519
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
77010169
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想