風土と環境 : その視座のちがいから農耕を考える

栗原浩 著

風土のもつ一つの側面は、地域の条件を映しだす仕組みとしての生態的均衡系である。そこには、特定の方向に変化しようとする力=作用と平衡に戻ろうとする自然の力が総合的に働いている。この定常的な開放系として働く作用をどうとらえ活かすか、そこに農耕技術の本質がある。しかし、近年の作物研究の趨勢はそのことを忘れ、環境を要素・要因に分解し作用との関係をみる思考が支配的になっている。そこには、要素間の関係以外に作物をとらえる術はなく、作物の主体的行動を風土の中にみる視点はない。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 "風土"と"環境"-その視座のちがいから農耕を考える
  • 第2章 風土を映しだす作物の<かたち>
  • 第3章 コンニャク自然生栽培は語る-風土認識の結晶
  • 第4章 砂丘畑を垣間見て-風土をつくる技術とは
  • 第5章 技術を構想する論理-汎技術と個別技術

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 風土と環境 : その視座のちがいから農耕を考える
著作者等 栗原 浩
書名ヨミ フウド ト カンキョウ
シリーズ名 自然と科学技術シリーズ
出版元 農山漁村文化協会
刊行年月 1988.11
ページ数 181p
大きさ 19cm
ISBN 4540880756
NCID BN02876650
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全国書誌番号
89013241
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言語 日本語
出版国 日本
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