日本財政史研究  2

坂入長太郎 著

明治憲法制定による初期議会の予算案をめぐる政府と野党との激しい攻防の過程に日清戦争が勃発、戦費を公債・増税に求め、戦勝し賠償金を梃に金本位制が確立したが、軍事費を中心に財政は大膨張し、戦後恐慌を経て日露戦争を内外公債と増税で賄い、戦勝したが無賠償であった。第2次西園寺内閣のあと第3次桂内閣は大正デモクラシーで瓦解、第1次山本内閣も海軍汚職事件で瓦解、清浦内閣の流産、大隈内閣の成立という政治過程を背景に財政の政治過程を解析した。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 明治初期議会における財政の政治過程(立憲的財政制度確立の政治過程
  • 23年資本主義恐慌と財政の政治過程
  • 初期議会における「安価な政府」の要求を繞る政治過程
  • 初期議会の歳計推移-明治24年度‐26年度)
  • 第2章 日清戦争財政と戦後経営における政治過程(日清戦争の財政とその政治過程
  • 日清「戦後経営」を繞る財政の政治過程
  • 日清戦時・戦後の歳計推移-明治27年度‐36年度)
  • 第3章 総括・日清戦後経営の諸政策(戦後経営の諸施策
  • 賠償金の管理と運用
  • 金本位制度の確立
  • 特殊銀行の創設と金融機構の再編成
  • 戦後経営と公債政策
  • 条約改正と関税制度の確立)
  • 第4章 日露戦争の財政とその政治過程(日露開戦直前の財政とその政治過程
  • 第1次戦時財政計画とその政治過程
  • 第2次戦時財政計画とその政治過程
  • 日露戦後経営を繞る財政の政治過程-無賠償講和から積極財政へ
  • 日露戦争の歳計推移-明治37年度‐39年度)
  • 第5章 明治後期恐慌過程における財政の政治過程(明治後期恐慌と財政整理の政治過程
  • 日露「戦後経営」とその財政過程・総括
  • 明治後期恐慌下の政権抗争と軍拡予算を繞る政治過程
  • 明治後期恐慌下における歳計推移-明治40年度‐大正3年度)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 日本財政史研究
著作者等 坂入 長太郎
書名ヨミ ニホン ザイセイシ ケンキュウ
書名別名 明治後期財政史 : 産業資本主義確立期における財政の政治過程(明治二十四年-大正三年)
巻冊次 2
出版元 酒井書店
刊行年月 1988.6
ページ数 448p
大きさ 22cm
ISBN 4782201818
NCID BN02529475
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全国書誌番号
88045004
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本

掲載作品

著作名 著作者名
明治後期財政史 : 産業資本主義確立期における財政の政治過程 明治二十四年-大正三年
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