今西二郎 著
ペストや天然痘など人類に黒い影を投げかけてきた、いわゆる古典的伝染病は、現代ではほぼ地上から駆逐された。しかし一方では、インフルエンザなどいまなお猛威をふるう感染症も多く、またエイズや在郷軍人病などの新しい感染症や、交通機関の発達、輸血や血液製剤、真空パックなどの文明の発達がもたらす感染症、菌の抗体などで姿を変えた感染症が人間をおびやかしている。本書は、古典的伝染病の現在から、「輸入感染症」や「日和見感染症」など、感染症の今日的問題を幅広い視点から紹介する。
「BOOKデータベース」より
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