デカルトが自己の哲学の全貌をはじめて世に問おうとした著作(1644年刊)の初の全訳。第1部「人間的認識の原理について」が形而上学を扱い、他の第2部から第4部までが自然学の全体系を示す。第2部「物質的事物の原理について」は自然の運動法則一般をとりあげ、第3部「可視的世界について」は主として太陽系の成り立ちを論じ、第4部「地球について」はその生成を述べる。
「BOOKデータベース」より
John DALTON(1766〜1844年)化学的原子論の提唱で知られるイギリスの物理学者。化学者の全貌を把える代表論文集。気象学、気圧計・温度計などの観測器械、気体の性質等多岐に互る研究から、化学哲学の新体系(抄訳)「色覚に関する異常な事実」「水および他の液体による気体の吸収について」「弾性流体の相互拡散の傾向について」など多数を収める。
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