明治期発問論の研究 : 授業成立の原点を探る

豊田久亀 著

発問がかわれば授業もかわる。これは決して大げさな言い方ではない。なぜ授業中の教師の問だけを発問と特殊な呼び方をするのか。質問と言わずになぜ発問と呼ぶのか。指導、説明、指示、助言といった言葉は授業場面以外でもよく使われる。発問だけが特別である。なぜか。発問という小さな窓から、教授理論の世界と授業実践の世界を覗いてみた。本書では、教授理論の発展の跡と授業を成立させる指導技術の改良・発展の跡ができるだけ具体的に見えるように努力した。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 明治期発問論の導入前提-西洋における近代発問論(初等教育における分解発問的問答法
  • 直観主義と分解発問的問答法に対する初期批判
  • 分解発問からの脱皮と新しい発問法
  • ソクラテス法の導入
  • 分解発問の教授学的位置づけ)
  • 第1章 「問答」科の成立と「学制」期問答教授法(一斉教授の成立と問答法
  • 庶物指数と問答法
  • 問答教授法の形式化批判)
  • 第2章 開発主義教授の興隆と問答法(開発教授の胎動と問答術への着目
  • 心性開発と問答術
  • 形式化克服の試み
  • 授業展開の手段としての発問
  • 指名にみる教授観)
  • 第3章 授業指導論の台頭と発問論の展開(ヘルバルト主義教授法の導入と問答法
  • 発問研究の登場
  • 発問の思考促進機能の強化と答の処理法
  • 個人差への着目と発問)
  • 第4章 学習活動の重視と自問への発問(新教育の影響と発問法の見直し
  • 語りかけと問いかけの技術
  • 一斉画一教授批判と発問法
  • 発問の技術化と「代理発問」観
  • 授業研究と発問の技術化)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 明治期発問論の研究 : 授業成立の原点を探る
著作者等 豊田 久亀
書名ヨミ メイジキ ハツモンロン ノ ケンキュウ
出版元 ミネルヴァ書房
刊行年月 1988.7
ページ数 291, 5p
大きさ 22cm
ISBN 4623018466
NCID BN02461258
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全国書誌番号
88052868
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言語 日本語
出版国 日本
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